ABOUT
norbu(ノルブ)について
日常をかえる、暮らしの手織。
ラグの使い方は自由で楽しい。
座る、寝ころぶ、肌でふれる。
モノや家具、床や壁、ときには数枚のラグとコーディネート。
自由に持ち運び、思い思いの場所で楽しむ、暮らしの道具。
使い込み、手入れをして、変化する佇まい。
身体をあずけるための道具として生まれたチベットの絨毯だからこそ、
楽しみの幅が広がる、ちょうど良い大きさとウールの心地よさ。
使い方を変えることで、日常をかえる。
ここちよい、手織りと暮らしかた。
ノルブの暮らしの道具 | about norbu
『 norbu (ノルブ) 』は、チベットの伝統技法を用いた手織りのラグブランド。
技法、素材、文様、サイズ感を大切にしてラグを製作しています。
手織りのラグはシンプルで、奥が深い。
生活を共にする暮らしの道具は、「デザイン」も「機能性」も大切です。
厚みがありながらしなやかなノルブのラグは、ここちよく、つかいやすい、見ていてたのしい、ちょうどいいもの。
「日常がかわる、暮らしの手織」をコンセプトに、つくる人とつかう人を繋ぎ、日本らしさを感じるラグの使い方をご紹介します。
チベット結び | hand-woven rugs
ノルブのラグは、「チベット結び」という伝統技法を用いて製作しています。
他の地域にはない独自の技法で織りあげることで、密度がありながらとてもしなやかで、ほどよい厚みのあるラグが生まれます。
チベット絨毯は、自然条件の厳しい土地柄に生まれた「暮らしの道具」でした。
そのため、多様な用途で使用するための技術が随所に施されています。使用される織り機は垂直のもので、しっかりと張られたタテ糸が「強度」のあるラグを生みます。
タテ糸をヨコ糸に交差させながら、細い棒を用いてクッション性のある長さのパイルを絡ませることで、「柔軟性」と「厚み」を持ち合わせたラグが完成します。
ひとつひとつ丁寧に職人の手によって織り上げられた、長く使い続けることができる手織り絨毯です。
デザイン | design
ラグのデザインは、昔から織り続けているものや、アンティークラグからの復刻など、チベットに根付いた吉祥文様にノルブのエッセンスを加えて製作しています。
古くから使われてきた文様は、どこか日本にも通じる、懐かしいようで、それでいてモダンな文様が多くあります。普遍的なデザインであるからこそ時代や流行にとらわれず、いつまでも楽しむことができます。
さまざまな場面で使用され、愛されてきた吉祥文様は、「幸せを願う」、「活力が集まる」、「魔除け」や「気の流れを整える」など、それぞれ意味合いがあり、思いのこもった表情を見せてくれます。
「どこかにあるようで、どこにでもない」。このような文様がこれからも続いていくように、長く愛されるラグ作りを目指しています。
ラグの大きさ | size
ノルブのラグは大きいものでも「一畳ほど」のサイズ。
絨毯=テーブルやソファなどの下に敷くもの。そんなイメージがありますが、チベットの絨毯は欧米の絨毯とは使い方が大きく異なり、敷布団や座布団など肌に近いところで使われてきました。
人の身体のサイズから生まれたラグは、一人でも持ち運びできるため、日本の暮らしにとって、「お手入れがしやすく」、「扱いやすい」、「長く使い続けられるちょうどよいサイズ感」です。
ひとつの場所に固定した使い方ではなく、好きな場所に動かして自由にお楽しみいただけます。
チベットウール | tibetan wool
ラグの素材は、「チャンペル」と呼ばれるチベット高原で育った羊たちの毛を使用しています。
世界の屋根といわれるヒマラヤ山脈の北側に位置するチベット高原。平均標高4,000メートルの広大で厳しい自然環境の中で育まれた羊毛は、油分(ラノリン)が豊富で繊維が長く丈夫なため、「汚れにくく、ソフトな肌触り」。夏も冬も、一年を通して心地よく使用できます。
毛糸はおもに春に取ったウールを繊維を傷めないように人々の指先で丁寧に紡いでいます。人の手で紡がれる糸は、太めのものから、細く繊細なもの、柔らかく紡いだものなどがあり、それぞれ肌ざわりや厚みも異なります。
日常的にふれるものだからこそ、ウールの質感も大切な要素の一つ。長く使うことでツヤが増していくので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。